こんにちは
しいなまです。
僕たちが普段、当たり前に使っている
『LINEスタンプ』。
あれって、何気なく使っていますけど、
実はすごいものなんですよ。
ちょっと前までスタンプなんて
考えられなかったですからね。
ほんとに大発明です!
スタンプが誕生するまでに、
人類がどんな方法で遠く離れた人との
コミュニケーションを行ってきたのか。
過去を知ることで、スタンプがどれだけ
すごいことなのかがわかります。
そして、スタンプがどれだけありがたいこと
なのかがわかると思います。
この時代に生まれたことが
どれだけ幸せなことか、
しみじみと感じていただけるはずです。
それをみなさんに知っていただきたいと思い、
この記事を書いています。
では、過去に遡って説明していきますね。
人類のコミュニケーション手段
の歴史
まず文字が誕生してから、
伝達手段はどのように変化してきたのか。
細かい部分はいろいろありますが、
簡単にすると、
石や木
→飛脚
→伝書鳩
→郵便
→電報
→メール
→LINE
順を追って、説明していきます。
まず、文字が生まれた大昔。
この時はまだ、紙というものが
ありませんでした。
なので、紙の代わりに石とか木を
使っていたんです。
石の壁に書き記したりしていたんですね。
石とかデカい岩は簡単に動かせませんから、
遠くに伝えることはできない。
情報を遠くに伝えるというより、
その場に残すことをしていました。
よくありますよね。
古代文字が刻まれている洞窟とか、
謎の文字が残された破片が発掘されたとか。
ポーネグリフみたいなものです。
その後に木の葉や皮などにも書いたりして、
持ち運びが簡単になっていくのですが、
木や葉って腐っちゃうんですよね。
時間が経つと。
木が腐ると、
文字が読めなくなっちゃいますからね。
そう考えると、
石の方が保存状態としてはいいのです。
そんな中、『紙』という最強の伝達手段が
誕生します。
保存状態めちゃくちゃ良くて、
軽いから持ち運びも簡単。
紙の誕生で、情報伝達が加速的に
発展していきます。
最初は、手紙を書いた本人が渡したい相手に
届けていましたが、
手紙を届ける専門の人が出てきます。
その名は『飛脚』。
めちゃくちゃかっこよくないですか。
僕はこれ小学生(中学かな?)で学んだ時、
「なんかこの漢字かっこいいな」とか
思っていたのを今でも覚えています。
あと、教科書に載っている飛脚の写真が
おもしろかったんですよね。
ふんどしして、荷物を担いでいる姿が。
まーこれはどうでもよくてですね。
つまりは自分じゃなくて、
他の人を使って情報を伝えることが
できるようになったんです。
他人の力で届けてくれるのはいいですね。
しかし、飛脚にもデメリットがありました。
それは、遅いことです。
飛脚の交通手段は走り。
シンプルに走るんですね。
これはきついですよ。
何百キロ、何千キロの距離を走るんですから。
ずっと走れるわけはないので、
歩いたり休んだりします。
もし九州から北海道まで届けるとなったら、
どのくらいかかるでしょうか。
1年かかりますよ、こんなの。
しかも、今みたいにスマホで地図検索とか
もちろんできないですから、
迷うこともあったでしょう。
というか、目的地についたかどうかも
わからないので、
その手紙が届いたのかすら
わからないわけです。
目的地に着かず、途中で諦めるなんてことも
あったはずです。
今考えると、情報が相手に届いているか
わからないって、超不安ですよね。
知らない人に自分のものを預けるんですから。
もしかすると、渡したものを
ただ盗まれているだけかもしれないですし。
で、これじゃあ情報が伝わるの遅すぎだし、
人に任せるのも不安だなと思った昔の人は、
人に頼ることをやめました。
ある生物に任せたんです。
それが、『鳩』です。
『伝書鳩』は有名ですよね。
よくアニメとか映画でも登場したりしますし。
鳩の巣に戻る習性を利用して、
2つの地点を覚えさせることで、
もう一方の地点に移動させていました。
その鳩の覚えられる距離がハンパなくて、
1000キロ以上離れた場所でも
覚えて帰ってくるんです。
しかも、速さも人より何倍も早いですし、
休憩もそんなに必要ありません。
鳩たち優秀すぎますよね。
ただ、絶対に戻ってくるとは限りません。
迷って戻ってこない鳩たちもいるので、
安心とは言えないんです。
そんな時に登場したのが、
今もある『郵便』です。
赤いポストに手紙を入れるだけで、
人が届けてくれます。
ここから、自転車や自動車が登場してきて、
移動速度が早まっていきます。
そして『電報』が登場するわけです。
有名なのは『FAX』ですね。
今はあまり使われていませんが、
業界や企業によっては
まだ利用されているところもあります。
FAXの登場で、情報の伝達手段は
数秒で送れるようになりました。
ただ、FAXは当時、大きな組織が使うもので、
個人が使えるようなものではなかったんです。
FAXが一般家庭にも普及するのはまだまだ先。
そして一般家庭にFAXが普及すると、
みんなが喜びました。
今まで遠くの人と連絡するためには、
手紙で何日もかけて伝えていたわけですから。
それが、数秒で伝わるんですから、
うれしいですよね。
当時の人は、これ以上便利なものはないと
思っていたでしょう。
しかし、ここから爆発的に
ものすごいスピードで世の中が
進化していくことになります。
あるものが発明されたんですね。
そうです。
みなさんご存知、『インターネット』です。
今ではなくてはならない、必要不可欠、
絶対になくなったらヤバいのがネットです。
ネットの登場でメールが誕生するんですが、
ここからどんどん便利になっていきます。
最初はバカでかいパソコンからメールを
送らないといけませんでしたが、
どんどんコンパクトになっていき、
今のデスクトップパソコンのように変化。
そして、持ち運びができるように、
ノートパソコンが誕生。
さらに、もっとコンパクトな片手で使える
携帯電話が誕生。
さらにさらに、
ボタンがいらないタッチパネルを用いた
スマートフォンが登場しました。
スマホの普及で、
誰もがメールを送れるようになったのです。
文字を打って、送信ボタンを押せば、
一瞬で相手に届くようになったのです。
友達に情報を伝えるために、
石に文字を刻むなんてもうやらないですよね。
伝書鳩に手紙を持たせて、
相手に届けるなんてやらないですよね。
郵便でいちいち会話のやり取り
しないですよね。
メールで全部できちゃうんですから。
ここでみんなが思ったはずです。
「これ以上便利なものはない」と。
だって、一瞬で相手に情報が届くんですから。
一瞬以上のものなんて、この世にありません。
しかし、その常識を変えたものが
誕生することになるんです。
それが、『LINE』なんです。
ここで、やっと登場です。
長かったですね。
でも、何がメールとラインで違うのか、
ですよね。
どっちも一瞬でメールを送る媒体ですし、
速さはほぼ一緒です。
ラインは『速さ』に焦点を
当てたわけじゃありません。
ラインが注目したのは、
『人の手間』です。
速さはもう限界・最高点に
達していましたから、
これ以上速くすることはできません。
できたとしても、わからないくらいの
誤差ですから、意味がないわけです。
0.01秒速くなったとしても、
僕たち使う側からすると、
どうでもいいですよね。
だから、ラインは
「人の手間をできるだけ省いて、
使いやすくしよう」
と考えたんです。
送信時間ではなく、
文章入力の時間を短くしたんです。
「文章打たなくてもよくなったら楽じゃね」
と考えたんですね。
そこで、『スタンプ』がついに
誕生したんですよ。
今まで文章を打ち込んでいた数秒が、
0.1秒、ほぼ0秒になったんです。
一言だけ返信するのが面倒な時ありますよね。
「了解です」「ありがとう」とか、
文章を書くのに1秒はかかります。
ですが、スタンプはどうでしょう。
1クリックです。
一瞬で送信完了です。
文字すら打たなくて
良くなっちゃったんですね。
しかも、文字だけじゃなくビジュアルでも
伝わるため、
感情が文字より伝わりやすくなります。
ゆるい系のスタンプとか、
おもしろ系のスタンプとか、
いろいろありますからね。
ほんとに画期的だったわけなんですよ。
LINEスタンプって。
普段、当たり前のように使っているものも、
昔から考えるとありえないくらい
すごいものだったりするんです。
そのことに気づけるのは、
知識がある人だけです。
知っているか知らないかで、
ものの見方は大きく変わります。
今日初めて知った方も、スタンプの見方が
変わったんじゃないでしょうか。
歴史を知ることで
見える世界が変わる
このように、商品・サービスが
生まれるまでの背景や歴史を知ることで、
新たな発見や驚きがあるんです。
まだまだ知らないことは多くあります。
自分が知らないことを知るって、
めっちゃ楽しいんですよ。
楽しいし頭も良くなるし、
メリットしかないです。
さらに、周りの友達に話せば、
話題にもなるし、
「こいつ頭いいなあ」とか思われたりで、
いいことづくしです。
あと、モテます。笑
学ぶことって、最高!
みんなで知識人になりましょう!
では。
しいなま