こんにちは
しいなまです。
広告って、身の回りにたくさん
ありますよね。
店の看板であったり、
街中のでかい看板もそうですし、
電車の中にもたくさんあったり、
チラシや雑誌の中、サイト、動画、
テレビCMなんかもそうです。
僕たちが毎日必ずどこかしらで
目にしている広告。
人が1日に見る広告は
なんと『数千』を超えています。
そんな日常に溶け込み、目にするのが
当たり前になった広告ですが、
ある芸人さんがすごいところに
広告を出したんですよ。
これは目の付け所がすごくて、
今まで思いつきそうだけど
思いつかなかった。
僕はこれを知った時、
「その手があったか」と思いましたね。
広告を掲載した場所とは
そのある芸人さんというのが、
ラランドという芸人コンビの
サーヤさんという女性の方です。
かなり変わった方で、
会社員をやりながら芸人をやっていて、
芸人としてもM1決勝進出者の実力。
さらに、個人事務所を立ち上げて
社長もしているという
異色の経歴を持っています。
そんな方が、今回紹介するサービスを
考えたのですが、
その広告を出した場所は
普通じゃありません。
サイト、動画、テレビ、看板、
チラシ、雑誌、電車、
どれも違います。
その場所というのが、
『リュック』です。
「リュック?あの普通の?」
って思いますよね。
どういうことかというと、
まずサーヤさんの相方に
西田さんという男性がいまして、
その方のリュックに広告を掲載する
というサービスです。

こんな感じで、リュック一面に
広告が貼られます。
これ、結構めっちゃ目立ちますよね。笑
前の人がこのリュック背負ってたら、
つい見てしまうんじゃないでしょうか。
歩けば歩くほど、多くの人に
広告を見てもらえます。
つまり、自分たちの商品・サービスを
知ってもらえます。
僕の場合、ネット広告がほとんどなので、
サイトを見ている人やYouTubeで
動画を見ている人に広告を出して、
自分の商品・サービスを
知ってもらいます。
今はネットを使っている人が
ほとんどなので、
ネット広告だけでも多くの人に広告を
見せることはできますが、
ネットをあまり使っていない人もいます。
特に年配の方は多いです。
あと、ネットの広告は全く見ない人も
結構います。
YouTubeプレミアム会員になって
広告が出ないようにしていたり、
サイトや動画の広告が全く表示されなくなる
ブラウザもあったりするので。
みんな広告は見たくないですからね。笑
進んで広告見たいと思っているのは、
僕みたいなマーケターか
広告マニアくらいなんじゃないでしょうか。
ネット広告以外だと、
街や駅中にも広告はあります。
このようなオフラインの広告の
メリットとしては、
ネットを使わない、もしくはネット広告を
見ない人にも見てもらえることです。
都心部とかにはよくありますが、
ビルの上とかにめっちゃデカい広告が
あると、気になって見ちゃいますよね。
街中でもインパクトのある広告があると、
見てしまうこともあると思います。
そして、今回登場した
リュックに掲載できる広告。
リュックを掲載媒体にするという
斬新さで話題ですが、
これめちゃくちゃメリットあるんですよ。
リュック広告のメリット
まず、今までの広告と違う点は、
広告を掲載する場所自体が移動する
ということです。
今までだったら掲載場所は
固定されていました。
ビルだったらそのビルだけであって、
ビル自体を動かすことはできません。
それに比べ、リュック広告は、
リュックを背負っていれば、
どんなとこだろうと広告を
アピールすることができます。
「動かせないんだったら、
いろんな場所に貼ればいいじゃん」
と思うかもしれませんが、
多くの場所に広告を掲載するためには、
場所ごとに費用がかかります。
場所によっては数百万するところも
ありますから、
掲載範囲を広げるためには
多額の資金が必要です。
しかし、リュック広告は広告1枚で
日本中に宣伝することができます。
リュックを背負っている人の移動量に
よりますが、、
ただ、今回リュックを背負うのが、
そこそこ売れている芸人の西田さんと
いうことなので、
普通だと掲載できないような場所にも
広告を出すことができます。
たとえば、
喫煙所やテレビ局、ラジオ局など、
関係者やメディアに出演している
タレントさんでしか入れないような場所にも
広告を出せます。
タレントさんやメディア関係者の目に
止まる可能性もあるということです。
有名人の方に興味を持ってもらえたり、
SNSでシェアされたり、
テレビに取り上げられたりするかも
しれないなんて、
めちゃくちゃよくないですか?
僕が企業のマーケティング担当者だったら、
やりたいですもん。笑
リュック広告のデメリット
もちろん、メリットだけではなく、
デメリットもあります。
西田さんがずっと家の中にいる場合も
あるというリスクです。
つまり、広告はずっと西田さんの家に
置いてあるだけで、
全く広告の意味をなさない場合も
あるということです。
もし、西田さんの仕事が
なくなってしまうと、
外出する機会も少なくなってしまうため、
自分の商品・サービスを世の中に
知ってもらう機会も少なくなります。
仕事がないとテレビ局にも
行けなくなるので、
テレビ関係者やタレントさんにも
アプローチできなくなります。
このことから、リュック広告を
効率的に利用するためには、
西田さんが売れている今がチャンス
ということがわかります。
西田さんの人気がなくなってしまうと、
リュック広告の需要もなくなります。
そのため、利用しようか
迷っている方がいたら、
人気のある今、申し込んでおいた方が
良いですよ。
あと補足で、西田さんがスポンサーになる
わけではありません。
あくまでリュック自体が
スポンサーになります。
そのため、西田さんはその企業の商品以外も
バンバン関係なく使うので、
そこはご注意を。
リュック事態がスポンサーであることには、
メリットもあります。
西田さんが起こした不祥事は
全く関係ないということです。
西田さんが何をやらかそうとも、
自分の会社とは無関係ですので、
そこはご安心を。
マーケター思考
いろいろ説明してきましたが、とにかく
「リュックに広告を掲載しよう」
という発想がすごいですよね。
どういう流れで思いついたんだろう。
普通に生活していただけでは、
こんな斬新なこと思いつかないですよ。
気になりますね。
普通、芸人さんができることじゃないです。
僕は、サーヤさんは芸人というより
マーケター(経営者)要素が強めだと
思っています。
少なからず、マーケター思考を
持っているはずです。
そうじゃないと、
こんな商売できないですよ。
芸人さんもそうですが、
タレントさんが有名になるためには
マーケティングが必要になる場合も
多くあります。
めちゃくちゃおもしろかったり、
めちゃくちゃかわいかったりしたら、
マーケティングがなくても
有名になってしまうこともありますが、
長く芸能界で生き残っていくためには
マーケティングが必要です。
マーケティングは、
自分が売れるために使うツールです。
どうすれば有名になれるのか、
どうすればみんなに応援されるのか、
どうすればテレビに出続けることが
できるのか
など、考えていくのがマーケティングです。
もちろん、有名人全員がマーケティング
できるわけではありません。
むしろ、自分でマーケティングできる人は
少ないです。
じゃあ、マーケティングできない人は
どうすればいいのか。
自分でマーケティングを勉強する。
以外にも方法はあります。
自分でできないなら、誰かに
プロデュースしてもらえばいいだけ。
テレビでいうと、プロデューサーに
マーケティングしてもらっているのです。
どういう演出ならその人が輝けるか、
どんなセリフならその人が魅力的に映るのか。
などをプロデューサーが考えていますよね。
つまり、プロデューサーが
マーケティングをやっているんです。
プロデューサー=マーケターであり、
肩書きがマーケターじゃない人でも
マーケターということができます。
そして、稼いでいる人は全員
マーケティングがうまいです。
たまに
「僕は全然マーケティング知らないです」
みたいに言っているお金持ちもいますが、
その人も知らずのうちに
マーケティングをしているんですよ。
自覚がないだけです。
多い勘違い
「マーケティングは才能ある人しかできない」
僕のコンサルした方や教え子の中に、
こんなことを言っている人がかなりいました。
マーケティングができるのは
才能ある人間のみというのは、
完全なる間違いです。
マーケティングは誰でも
身につけられるスキルです。
実は、今稼いでいなくても、
みんな誰しもが知らずのうちに
マーケティングを使っています。
自分が好きになった人に、
どうやったら仲良くなれるのか
考えたことはありませんか?
友達でも職場仲間でもいいですが、
人に好かれるために何をすればいいのか
考えたりしますよね。
これも、マーケティングです。
他の人に興味を持ってもらうために
何をすればいいか、考えて行動することは、
マーケティングの一部です。
つまりですよ。
マーケティングを学ぶということは、
人に好かれる方法がわかる
ということでもあります。
マーケティングを習得してしまえば、
戦略的かつ計算的にものごとを
進めることができます。
ただ勝手にモノが売れていく仕組みを
作るような、
仕事に通用するだけのスキルじゃ
ありません。
プライベートにも応用していけますし、
生きていく上で必須のスキルだと
思っています。
こんなメリットばかりのスキル、
他にないんじゃないでしょうか。
僕は、マーケティングを学んで
人生が変わりました。
そのマーケティングのすごさを
多くの人にも知ってもらいたい。
そんな思いで、ブログを書いています。
今日もありがとうございました。
しいなま